やんちゃんこ2つのブログ

チーフからのお便り

「父の日」の由来&雨の日を楽しんで♪

2023年06月02日

 

 雨の季節がやってきました。
 洗濯物も乾かないし、出かけるのも大変だし、憂鬱な日がやってきます。でも、子どもたちにとっては何も問題なし!
 むしろ、いつもは片づけてある長靴が履けるし、いつもは持たない傘が開けられるし、かわいいプリントのレインコートが着られるし。こんなに楽しい日はありません!
 小学校の国語の教科書に「おじさんのかさ」というお話があります。子どもたちが雨の日にさした傘にあたる雨の音を歌いながら歩いていきます。
 ♬雨がふったらポンポロロン♬雨がふったらピッチャンチャン
 その歌を確かめたくて、おじさんは大切に使わずに持っていた傘をとうとう開くのでした・・・・本当に雨の音が聞こえて、おじさんは嬉しくなって歩き出します。
 
 子どもたちは雨の日も大好き。特別な日です。傘にあたる雨の音は楽しい歌になり、長靴で入る水たまりは大きな湖となるのでしょう。身体全体で感じる風景、音、匂い、気温、雨粒、それらがすべて子どもたちに刺激を与え、心を育てていくのです。
 ですから、今月は少し雨の日を楽しむことにいたしましょう。子どもたちと一緒にポンポロロンやピッチャンチャンを探す?見つける?ことにいたしましょう。
 雨の日は、植物も動物も地上の命あるものに恵が与えられているのだと思って過ごすことにいたしましょう。(物事、嫌だなとマイナス思考でいるよりもプラス目線に見方を変える方が元気の素が増えてきますよ!そうして大人は梅雨を乗り切りましょう)
 
 そして、雨のお話に続いて今月は「父の日」がありますので。先月の「母の日」のようにこの日の由来についても調べてみましたのでお話します。
 1861年から1865年までアメリカ国内で怒った南北戦争。母の日のきっかけとなったのと同じこの戦争に行っていたアメリカのソノラの父親は軍人で、復員した後に男手ひとつで6人の子どもたちを育て上げたのだそうです。
 6人兄弟の末っ子だったソノラは、ある日教会で「母の日」があることを知りました。そこで、父親の偉業を称えようと牧師協会へ嘆願し、19106月に初めて「父の日」の式典が開催されたのだそうです。
「父の日」の象徴とされる花はバラ。ソノラが亡き父親のお墓に白いバラを供えたことが由来だとされています。
 日本に導入されたのは1950年代頃のことで「父の日黄色いリボンキャンペーン」が影響して、日本では黄色を父の日のイメージカラーとしたとのことです。
 家族のために、いつも頑張ってくれているお父さんに感謝の気持ちを伝える日だということを、我が子に教えてあげるのと同時に、ご自身のお父さんにもぜひ、日頃の感謝をお伝えください・・・
特定非営利活動法人 やんちゃんこ  代表理事   濱田 英世)