やんちゃんこ2つのブログ

チーフからのお便り

「母の日」の由来

2023年05月04日

 

 いよいよ、今月8日から新型インフルエンザ等感染症が 5類感染症へと移行されることになりました。
この 3年間、本当に不安な時期を過ごしました。 亡くなられた方々には祈りを捧げ、治療をされている方々には早く完治されることを願わずにはおれません。
 そして、子どもたちはマスク越しの顔しか見ることがない世界が始まり、そのためにどうしても表情がわからなくて伝わりにくいという困ったことが起こりました。言葉が遅くなったり、コミュニケーションが取りにくくなったりしました。この状況はなんとかしていかなくてはならず、少しずつマスクが取れるようになってきたら、早く子どもたちに口の形や顔の表情を見せてあげて、思いっきり嬉しい顔や楽しい顔でお話できればいいなよ思っています。
 5類に移行するにあたり、医療機関の扱いや暮らし方に変化が出てきます。マスクの着用も任意となりますが、各自の体調に合わせてのご配慮・ご協力は引き続きお願いいたします。スタッフも今しばらくは現行のままで対応させていただきます。気を緩めることなく感染対策は続けながら、でも少しずつ以前のような生活にも戻していけるように皆さんで頑張っていきましょう。
 
 さて今月は「母の日」があります。この由来について調べてみました。
 1861年から 1865年までアメリカ国内で怒った南北戦争。この戦争で多くのけが人や病人を救ったのがアン・ジャービスという女性が結成した団体でした。彼女が 1905年に亡くなった 2年後、娘のアンナ・ジャービスが亡くなった母親の偉大な活動を後世に残すために教会で記念会を開き、参加者全員に母親が好きだった白いカーネーションを配り、亡き母親への手向けにしたそうです。この行動が母親の大切さを再認識することに繋がり、カーネーションが母の日のシンボルとなったそうです。
 日本には第二次世界大戦が終結した 1949年頃、この由来げ伝わり定着していきました。
 偉大な貢献をした母親への想いが多くの人に共感され、そして世界中に広がり現在にまで伝えられているこの由来を感じながら、皆さんも大切なお母さんへの感謝の気持ちを何か表せたら良いですね・・・
 その気持ちやちょっとした言葉や行動を、また次の子どもたちが見て感じていくのです。思いやりや優しさというものは、勉強のように教科書で学ぶものではありません。いつもの生活の中で、すりこまれていくものだと思います。そのような優しさを伝えていくことも子育ての一つです。そのような気持ち、そのような場面の積み重ねが良い環境を創り上げていきます。
 どうか温かい「母の日」となりますように。
(特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世 )